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幼稚園小学校受験・合格への鍵 ~願書作成編~

眩しい日差しと共に、本格的な夏休みシーズンが始まりました。

この時期、願書作成に取り組まれている方、
悩まれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今回は毎年、皆様の願書を添削をさせていただく中で感じている事や
願書作成をしていく上でのポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。

まず全体を読み終えて、この志望校でなければならないという熱意が
一度読んだだけで、しっかりと感じ取れるかという部分です。
伝わりにくい原因に多いのは、抽象的な表現を多用している文章です。

例えば「困難にあっても常に前向きで」という文では、どんな状況で
なぜそう思ったのかをイメージできません。その部分を掘り下げつつ、
分かり易く簡潔に書く必要があります。

また「芯がある」「思いやりのある優しい子」などの表現も、何百という
願書を読まれる先生方は何度目にする言葉なのでしょう。

一度読んだら忘れられない、そのご家族にしか書くことのできない言葉や文章を
探すようにしてください。また、お子様だけではなく、志望理由、教育方針からも
そのご家庭の考え方が伝わるものです。
バランスよく的確な項目に書かれているか、エピソードばかりが書かれていないかなど
今一度確認してみてください。

お子様の人生の中で、一度立止まり保護者様が真摯に考えられた愛情のこもった文章が、
「面接でもっと話してみたい」「一度会ってみたい」と思っていただける願書になる
と思っています。

この夏休みでお子様がたはぐんぐん成長します。
まだご両親が見たことのないような素晴らしい表情を見せてくれることでしょう。
伸びていく瞬間を決して見逃すことなく、願書に記していくことができますように。

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